SUGO祭り2024春 往路ツーリング
午前6時20分、東北車道浦和料金所。これからSUGO祭り往路ツーリングが始まります。
ルートは大雑把に決めていますが、現地の状況に合わせて柔軟に変更しようと思ってます。平たく言うと「行き当たりばっ旅」ですw
ソロでの高速巡行は航続距離重視なので、なるべく燃料燃やさないように淡々と走ります。しかり、満タンにしないで高速に乗ってしまったため、いつもの給油スポットである那須高原SAまでは届かないと判断。手前の那須ICで東北道を降りて、IC近くのセルフで給油しました。
250.8kmを走って13.78Lの給油。実燃費は18.2km/L。タンクには残り3Lの燃料があるはずですから、理論上はあと54.6km走れる計算です。那須高原SAまでの8kmは走りきれたと思います。
まぁでも、F-Tripが点灯してからかなり走れることがわかりましたし、SA以外の給油ポイントのストックも加わったので、良しとしましょう。
那須~白河~国見~遠刈田~川崎
さて、せっかく那須高原の麓にいるのにこのまま高速に戻るのは、いささかもったいない。ちょっと寄り道して那須高原のワインディングを走ってみましょうか。
r17を走って高度を上げて、r290のワインディングロードに入ります。ギアは4速固定にして、丁寧にコーナーを抜けていきます。
本番は明日のSUGOですから、前日は調子を見る程度に流して走るのですよ。
r290を走り終えたら、
しかし、行く先の空には灰色の雲が増えています。雲の色の濃いところは雨が降っていそうな雰囲気です。
仕方ない、予定を変更してR289を下り、白河中央スマートICから東北道に戻ります。
安達太良SAで休憩をしつつ、今後のルートを考えます。
空は曇天。山の上は雲に覆われちゃってます。磐梯吾妻スカイラインはガスって路面はウエットじゃなかろうか。雨雲レーダーを見ていると、宿の近くの蔵王エリアは晴れていそうなので、蔵王まで一気に移動しちゃいましょう。
午前11時。国見ICを降りて小坂峠にやって来ました。これから七ヶ宿経由で遠刈田温泉へ向かいます。
目論見通り、空を覆う雲が少なくなって青空の割合が増えてきました。が、しかし…。
風が強い!もう、めっちゃ強い!木々が強風でワッサワッサと踊っています。
写真のように開けた場所なら風が強いだけですが、森の中を通る木々が近いゾーンだと千切れた葉っぱや小枝が道路中に散乱しています。折れた枝が道路に被って片側車線をふさいでいるところまであるのです。気をつけないと…と思っていたら、フロントタイヤが小枝を踏んでしまい、一瞬冷や汗をかきます。
やがて目の前に、竜の巣かと見紛うほどの大きな白い雲が現れました。あの雲の下はきっと大荒れなんだろうな…。
森のピザ工房 ルヴォワール
午前12時、森のピザ工房 ルヴォワールに到着しました。
普段通っている床屋の店長から、今度SUGOへ行くときに行ってみては?と紹介されたんですよ。奥様がこの川崎町の出身で、帰省のたびにこの店に通っているそうです。チーズ好きなら絶対気に入ると聞いてやって来たってワケです。
廃校になった小学校を店舗にしたようで、廊下には「校長室」の札が残っています。木造校舎がノスタルジーを感じさせますね。
また昭和レトロなディスプレイがあちこちに見られ、懐かしい気持ちをくすぐります。三角ペナントなんて久しぶりに見ましたよ。
店内はゆっくり、まったりした時間が流れています。
お店のクチコミを見る限り、週末はめちゃめちゃ混んでいるようですが、平日昼の今日は数組のお客さんがいるだけです。
この「蔵王のお釜ピザ」に心惹かれますね。せっかく来たので、これにしちゃいましょうか。
「蔵王のお釜ベーコンピザ」の中サイズとジンジャーエールです。
スモーキーなベーコンがゴロゴロ入っていて、あつあつトロトロのチーズがたっぷり入っていて、蔵王のお釜を模したピザ生地はもっちりしていて、これはとても美味しい!ピリッと辛くて冷たいジンジャーエールで口休めしながら、一気に食べきってしまいました。
今度必ずまた来よう。通販もやってるみたいなので、自宅用に購入するのもありですね。
遠刈田温泉
午後1時。来た道を遠刈田方面へ戻ります。蔵王の山々は厚い雲に覆われていますので、蔵王エコーラインを走のはキャンセルするしかないですね。
時間が余っていますので、温泉にでも入っていきましょうか。
午後1時半。遠刈田温泉にやって来ました。神の湯という共同浴場は、大人400円で入れます。
熱い湯とぬるい湯がありますが、ぬるい方でも42度と熱めです。長時間は入れませんでしたが、身体の芯まで温まって身体もほぐれました。
風呂上がりはお隣の「ジビエとカフェ ざざお」で、アイスカフェラテを飲みながら汗が引くのを待ちます。
このカフェもゆったりと時間が流れていきます。いつもセカセカ移動する貧乏性にしては珍しく、贅沢な時間の使い方をしております。
午後3時。定宿のベネシアンホテル白石蔵王に到着です。
チェックインを済ませてから、ホテルの部屋でくつろぎ体勢に。
焼肉 煉
午後6時。としゆきパイセン、Yoshidaさんと合流して、焼肉 煉へ向かいます。そして、キンキンに冷えた生ビールで乾杯!
そして、美味しい焼肉をじゅうじゅう焼いて、ほふほふと頬張ります。
バイク談義を楽しみながら食べる焼肉は最高です。
なお、この店は美味しいのに安くてビックリしました。お会計のときに一人5千円チョイの値段を聞き、みんなで「安くね?」と口を揃えてしまったほど。
しかも店員さんの対応が心地よいのも嬉しい。秋のSUGOでもまた来たいな~。