MT-10
The king of MT. それは、圧倒のパフォーマンス。
力強い加速と、個性豊かなエンジンキャラクター。
そして、俊敏なハンドリングと、自在に操る楽しさ。
MTシリーズが創出したこの二つの要素から生み出される、かつてない官能的な走り。
それは、数多のベテランライダーの心を捉え、さらには「走る」ことから生まれる根源的な楽しさを、
新たなジェネレーションの心に深く刻み込む事にもなった。そしていま、再び。MTシリーズの領域をさらに拡げる一台が、ここに在る。
“Ultimate Synchronized Performance Bike” その魅力の全てはこの一言に集約されている。
現在の「ヤマハスポーツの象徴、R」の遺伝子を受け継ぎ、
そこにMTならではの官能的な走りを融合した、新たな走りのスタイル。
それは溢れるパワーを自在に操る楽しさ、悦び、加えて所有する誇りをも紡ぎ出す。
ストリートを、ワインディングを魅了するスポーツライディングと、
さらには快適なロングクルージングすら可能にする、まさに懐の深い走り。
“The king of MT” の名に値するフラッグシップモデル、MT-10。
深化した官能的な走りの新たな一頁が、ここから始まる。
(YAMAHA MT-10公式サイトより引用)
車両プロフィール
YAMAHA MTシリーズの最高峰として開発されたMT-10は、2017年5月から日本国内での販売が開始されました。
エンジンやシャシーは、2015年登場のYZF-R1をベースにしていますが、単なるネイキッドR1ではありません。
エンジンは40%、車体は60%のパーツを専用設計。ストリートスポーツとして最適化されており、MTシリーズらしいダイレクトなトルク感やハンドリングを得るためのセッティングや仕様変更が行われています。また、トラクションコントロールやクイックシフターなどの電子制御は、YZF-R1から継承しています(残念ながら6軸IMUは未搭載)。
日本発売のグレードは、標準仕様と上級グレードのMT-10SPの2モデル。
SP仕様には、OHLINS製電子制御サス、フルカラーTFT液晶のメーターなどが装備されています。