SHOEI J-Cruise 3 with B+COM SX1

2025/02/20バイク用具

公道用のヘルメットとして、フルフェイスとジェットの2つを使いわけているkurokiです。
フルフェイスはツーリング用、ジェットは街乗り用としていますが、暑い日のツーリングにはジェットでいくことも多いです。
ジェットヘルはSHOEI J-Cruise PASSEを使用中ですが、これを購入してもう5年、そろそろ買い替えの時期になっているため、J-Cruiseシリーズの最新機種の発表を待っていました。

しかし、SHOEIのジェットヘルに開発の噂がありません。
むしろ、スペインではジェットヘルを規制されることが検討されていることを受けて、新型ジェットヘルの開発が止まっているのでは？という噂もあるほどです。

ところが突如、J-Cruise 3が発表されました。
しかも、GT-Air 3と同様にB+COM SX1を内蔵できるとのこと！
これは胸熱です！

2月19日。
Webike（yasuoさん商店）でJ-Cruise 3 WHIZZYの発売が始まったことをyasuoさん（中の人）から連絡を受け、早速ポチッたのであります。

翌日にはもう商品が届きました。早いぜ！
同時に購入したB+COMを取り付けます。GT-Air 3の時はエライ苦労した取り付けですが、まるで嘘みたいにサクッと装着できちゃいました。

インプレ

全体的な質感はとても高いです。かぶり心地も素晴らしい。
シールドの開閉もしっかりしており、200km/h近い速度でもガタつくことは皆無。

アゴのストラップは、マイクロラチェット式。脱着はワンタッチですし、ガッチリとロックされて安全です。
ツーリング時には頻繁に脱着しますので、長く使うにつれてじわじわ有り難さを感じられます。

内蔵されたインナーサンバイザーは、左手でサッとおろせます。
日差しが強い時でも視界をちゃんと確保できますし、トンネルなどで不要になったときはすぐに外せます。

内蔵インカムのB+COM SX1は、ケーブルがゴチャつかずスマートにまとまります。
また、J-Cruise 2に比べてコントローラーの面積が大きく取られているため、操作性に無理がありません。

プレミアムヘルメットの名に相応しい、ハイレベルなジェットヘルです。

	J-Cruise	J-Cruise 3
帽体の構造	AIM	AIM+
重量(Mサイズ)	1,472g	1,488g (+16g)
改善点	N/A	LIFT 5.5%低減 DRAG 4%低減

なお、J-Cruiseとのスペック上の差はありますが、実際には有意な差を感じません。重くなった重量は誤差の範囲内。
明確な差を感じる箇所はB+COMを内蔵できるようになったことです。

J-Cruise/J-Cruise 2ユーザーにとっては変化の少ないアップデートなので、買い替えは経年のタイミングで良いでしょう。
元々高い完成度を誇るJ-Cruiseシリーズです。小幅なアップデートですが、悪くなったところや賛否両論になるような変更が全くありません。むしろ堅実かつ正常に進化していると言えます。

J-Cruiseシリーズユーザーには安心して乗り換えられる仕上がりですし、これからSHOEIのジェットヘルを購入を検討されている方にも文句なしにオススメできます。

最新型のJ-Cruiseは伊達じゃない です。