SUGO祭り2022 サーキット走行

SUGO祭り,サーキット走行

SUGO祭りの本番となりました。
本日の天気は晴れじゃないですが、薄曇り。予報では夕方まで雨が降らずに保ちそうです。まずまずのコンディションと言っていいでしょう。

改修工事が完了したスポーツランドSUGOのピットで、ワイワイガヤガヤと準備を進めます。昔からのバイク仲間が続々と集まってきてテンションが高まります。まるでお祭りの高揚感。
ゆえに「SUGO祭り」と呼ばれるようになったのです。

YSP杉並南からは、YoshineさんYoshidaさんのYZF-R1コンビが初参加。
お二人ともサーキットビギナーなので、AJ講師からライディングフォームのレクチャーを受けております。
SSで国際レーシングコースを走るなら、速く安定して走れるハングオフが最適フォーム。今回のSUGO祭りをキッカケにして、ぜひ身につけていただきたい!

同じMT-10SPのわだやん号には、10FACTORYで書き換えられたECUが入っています。エンジンウォームアップ機能が素敵です。
新型MT-10SPのECUの書き換えは、10FACTORYも検討しましょう。yasuoさん商店でも受け付けてますし。

午前12時。ブリーフィングが始まりました。
いつものようにコースの説明、フラッグの説明が行われ、諸々の注意事項が共有されます。

サーキット走行開始

午後1時。お楽しみのサーキット走行が始まります。
まずは3周の慣熟走行です。ちなみに今回、全体の先導役を任されたkurokiです。

慣熟走行が終わったらピットに入り、以後は3時間のフリー走行となります。
kurokiは佐野メカ@YZF-R1と共に、Yoshineさん@YZF-R1、Yoshidaさん@YZF-R1Mの先導走行。3周走ってピットに戻ってアドバイス、といったルーチンを何度も繰り返します。

前後を入れ替えて追走。後ろからじっくりとYoshidaさんの走りを見させてもらいます。

Yoshidaさんは、直線でのアクセルの開けっぷりはGOODです。直線でいかに開けられるかが、タイム短縮に直結しますからね。
課題は走行ラインが不安定なことです。まずはkurokiが描いたラインを丁寧にトレースすることをアドバイス。無理なく走れるラインであれば、減速・ターンインが楽になり、走りに余裕が出ますので。フォームを覚えればすぐにヒザを擦れる走りをされていますので、走りがスムーズに繋がる覚醒の瞬間レベルアップが近いと感じました。

Yoshineさんも走行ラインが課題です。
なお、昨日のツーリングで体力が尽きてしまったようで、休み休みの走行となってしまい、あまり追走できませんでした。連続して走り込める体力作りも重要ですよ。

YoshidaさんのYZF-R1Mに乗せてもらいました。カウルもホイールも黒バージョンになっています。
久しぶりのSSは、前傾姿勢がキツくて、ステップの位置も高くて、なかなかに怖い。ふと思って、コーナリング時にヒザを前方に突き出すようにしてみるとヒザが接地。こうして安心感が得られると、その後はグッとペースアップ!
それにしても、スクリーン中で伏せてアクセルひねるだけで、無風状態のまま軽々と250km/hを超えるのは、ホントにスゴいわ。

MT-10SPに戻ると、アップライトなポジションと柔らかいシートで、まるで実家に戻ったような安らぎを覚えますw
気負いなく走れるってのは、大きな武器ですね。やっぱりこのマシンMT-10SPは楽しいよ!

リアに取り付けたActionCAMで、AJさん@FJR1300の走行映像を撮影中です。

大柄なFJR1300で大胆にハングオフするフォームは、迫力あってカッコいい!
そして、パトランプを光らせながらの追走シーンは…夢に出そうな迫力がw

ちなみにkuroki号、AJ号、佐野メカ号と連なるこのショットが、kurokiお気に入りの一枚。

今度は佐野メカ@YZF-R1を追走します。どうやら試行錯誤している様子。
追走したままピットに入り、佐野メカにコーナリング時にヒザを前方に突き出すことを提案してみました。
これが効いたようで、その後の走りが激変です。

コーナリングフォームが安定。後ろからもペースが上がっていることが見て取れます。
トランスポンダーでも、タイムアップした証拠が計測されていたそうです。

わだやんさん@MT-10SPはめっちゃスムーズで速い。同じMT-10SPなので、速度差は純粋に腕の差ですね。
オンボード映像を見せてもらいましたが、走行ラインがタイトで無駄が少ないです。
走行スピードが上がっても、タイトなラインを維持する練習をしなきゃいけません。

今回のSUGO祭りでは、先導走行と追走に2時間費やしました。抑えた速度で考えながら周回を繰り返したためか、自分のペースで走ったときの速度のノリがいいことに気づきます。しゃかりきに走るよりもよかったかも。
また、ターンに入る前に、イン側のステップを軽く外して乗せ直す練習もしていました。これだけで、無駄なくスムーズにバンキングできたように思います。

そして、最後の20分は頭をカラにして走りまくりました。あー楽しかった!

今回の走行写真は、ariカメラマンに提供いただきました。総数なんと5,035枚!
いつも大変アリがとうございます!

走行終了

午後4時。無事にサーキット走行が終了しました。

せっかくなので、新旧YZF-R1と一緒に記念撮影しちゃいます。

MICHELIN POWER GPはいいタイヤだと、しみじみ感じました。
バンキングも軽いし、グリップも粘るし、何より気持ちよく走れます。タイヤの減りに現れていると思います。

ちなみに今回、Yoshidaさんが赤旗を出しちゃいました。本人はいたく反省しております。
なお、1コーナーのエスケープゾーンにハマってしまったマシンを回収するだけだったので、中断時間は最小限で済んでいます。

YSP杉並南の面々は、ベネシアンホテル白石蔵王へ戻ります。
そして、冷たい生ビールで乾杯!

美味しい料理に舌鼓を打ちながら、楽しい夜を満喫するのでした。

翌日

翌日の白石は雨でした。でも帰りは佐野メカが借りたハイエースに乗せてもらうので、問題なし!
せっかくの機会なので、かわまちてらす閖上ゆりあげに立ち寄って、お昼を食べて帰りましょう。

午前11時。若草寿司に到着。
2017年に来たときは、閖上さいかい市場の仮設店舗での営業でしたが、閖上に復帰移転されたのです。

今回のお目当てはコレ、赤貝丼!
コリコリとした弾力のある食感、口の中に広がる貝の甘味がたまりません。たっぷり堪能しました。

ランチのあとは、雨の東北道を南下して東京へ戻ります。

午後4時。渋滞もなく快調に移動して4時間で東京へ戻ってきました。
都内の高速もガラガラのようですので、自宅までサクッと帰れそう。早く片付けて冷たいビールを飲みましょう!

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Posted by kuroki