YSP杉並南 身延ツーリング

ツーリング

Day1(4月15日)

この週末はYSP杉並南有志ゆかいな仲間たちでツーリングの予定です。
富士山周辺を走って、身延みのぶにあるりんねこさんの定宿に宿泊し、翌日はクリスタルラインやぶどう峠などのくねくね道をアタックしようというプランなのです。

が、しかし。
天気予報は雨。開催日が近づいても土曜日の降水確率90%は頑として変わらず。日帰りツーリングなら確実に中止の状況ですが、今回は宿泊があるから行くしかないです。

午前11時半。集合地点の中央道談合坂SAに到着。
道中はガッツリと雨。清々しいほどの大雨。これだけ降れば諦めもつくってもんですw

午後1時。談合坂SAを出発。双葉JCTから中部横断道、中富ICで高速を降りてガソリン給油。そして宿のある身延へ移動します。

午後3時。旅館山田屋に到着しました。
今回はりんねこさんのお陰で宿を貸し切りとなりました。それだけでなく、ずぶ濡れになった我々のために乾いたタオルや新聞紙の提供や、ライディングギアの乾燥の手配をしていただきました。誠にありがたい心配り。

ちなみに身延は「ゆるキャン△」の舞台で有名になったところ。山田屋さんにもキャラクターグッズが置かれていますが、基本は古くからある渋い旅館です。

旅支度を解いてホッと一息ついて飲むカフェラテは、予想以上に本格的な味でビックリ。旅館に併設の喫茶店 園林と同じものが提供されているだけあって、珈琲がちゃんと淹れてあり、ミルクも温かい。しっかりと美味しいのです。

温泉に入ってサッパリした後は、宴会の時間です。
これまた予想以上に料理が美味しくてビックリ。京都で修行された女将さんの手作り料理だそうですが、どの品もクオリティが高い。しかもkuroki好みの味付けです。また、食材のチョイスが良いのです。宴会料理の定番であるマグロの刺身、海老の天ぷらなどを入れずに、手頃な価格の食材で工夫して、全体のクオリティを高めています。
ご飯食べるためだけでも、また来たいと思います。

さーて。美味しい日本食には美味しい日本酒ですよ!
料理と一緒に口に含むと、華やかに味が広がりますからね。

食事を堪能したあとも宴会は続きます。日付が変わるまでみんなで楽しくおしゃべりして。
そして、翌日のツーリングに備えて就寝です。

Day2(4月16日)

午前6時。細かい霧が降り注ぐ朝の空には、まもなく日差しが差し込みそうな明るさがあります。
今日は晴れの予報ですが、走り始める頃には晴れていることを期待!

午前7時から朝食タイム。
旅館の朝ごはんは美味しいものですが、山田屋さんのは格別に美味しい。ご飯をおかわりせざるを得ないですね、これは!

お腹と心が満ちたあとは、ツーリングの準備を整えまして。
そして出発する8台のクリスタルラインアタック隊。

中富ICから中部横断道に入り、甲府方面へ向かっているうちに青空が見えてきました。
今回のツーリングで初めての青空なので、我々のテンションは急上昇!単純ですねw

午前9時半。双葉スマートICで高速を降りたあとは、昇仙峡グリーンラインを走って、荒川ダムへやってきました。
すっかり晴れて路面もドライです。

東京ではすっかり散ってしまった桜が、まだ残っています。
軽く休憩をしたあとは、いざ行かん!クリスタルラインへ!

クリスタルライン

…冬季閉鎖ですか…。

き、気を取り直して別ルートにしましょう!

…通行止めですか…。

クリスタルラインアタックは敢えなく終了となりましたw
仕方ないので来た道を戻ります。

甲府市民いこいの里から往路とは別のルートに入り、タイトなくねくね道を降りていきます。

枯れ枝が落ちていたり、浮き砂が潜んでいたり、とにかく油断できない路面が続きます。
普通の路面になる昇仙峡ラインに戻るまでは。緊張が続きます。

午前11時半。昇仙峡ラインを降りてきたところのファミマで休憩。
今はちょうどお昼どき。検索したところ、柳沢峠へ向かう途中の街道沿いにある「君作そば 本店」が良さそうなので、そこでランチとしましょう。

暑かったのでざる蕎麦と牛丼のセットにしましたが、予想以上に美味しくて嬉しい。しかも価格も安いし(890円)。
ライダーのお腹を満たしたあとは、バイクのタンクもガソリンで満たして、柳沢峠へ向かいましょう。

柳沢峠〜奥多摩周遊〜上野原

R411に入るところで、我々の目の前をYAMAHA車の集団が走り過ぎて行きました。この集団を追いかけるように柳沢峠を登っていきます。
道幅が広くて路面もよく走りやすく好きな道なので、抑え気味に走っていても自然とスピードが乗ります。
柳沢峠を超えたところで前の集団に追いついてしまったので、連なるように追走。期せずして長いYAMAHA車列を作っております。やがて、ペースの遅いクルマに阻まれてトロトロ走行を強いられたため、前の集団は今川峠を抜ける小菅ルートで回避。我々もその後を追い、いい塩梅のペースで追走します。

午後2時。奥多摩周遊道路の川野駐車場に到着。ここからは、各自の好きなペースで周遊を走ることになりました。

そういえば、MT-10SPで奥多摩を走るのは初めて。MT-09では何度か走ってましたが。
アクセルをワイドオープンしてみると、アコースティック・アンプリファイア・グリルの効果で、ブワーッと吠えるようなサウンドに包まれます。これは気持ちいい!
イメージ通りに減速力を引き出せるブレーキも、不安感なく狙い通りのラインをトレースできる足回りも素晴らしい。
先日3台のYAMAHA車に試乗しましたが、MT-10SPの走りの質は別格に高いと実感します。お値段高いだけあるw

午後2時半。都民の森で合流して休憩です。しかし、進行方向にやばい雲が出ていますよ。長居せずにさっさと東京へ戻りましょうか。
r206→r33で上野原へ向かい、IC手前のセブンで休憩した後、流れ解散。

東京方面の空には雨雲らしき黒い雲が広がっており、東京に近づくにつれ、イカ墨みたいな黒さになっていきます。
断続的な渋滞をすり抜けてYSP杉並南へ急ぎます。高井戸出口の2km手前で雨粒が落ちてきましたが、多少濡れた程度で杉並南に到着できました。
見延から富士山へ向かった別働隊もすでに到着していましたが、こちらは雨にやられなかったようです。

珈琲を飲んでホッと一息ついたら雨も上がっていました。この二日間で汚れたMT-10SPの足回りをザッと洗ってから、自宅へ戻ったのでした。

ツーリング

Posted by kuroki