SHOEI X-Fifteen ESCALATE
サーキット専用として使っているSHOEI XR-1100が随分古くなったので、SHOEI X-Fifteenを購入しました。
黒と黄色のカラーリングのレーシングスーツに合わせて、ソリッドモデルよりグラフィックモデルのヘルメットを選びたいのですが、Web上の写真は良し悪しが今ひとつわからない。
しかし先日、東京モーターサイクルショー2023のSHOEIブースで、グラフィックモデルの実物をたっぷりチェックすることができました。
その中に、kurokiのレーシングスーツとのマッチングが良さそうなモデル、X-Fifteen ESCALATE TC-5(ブラック/シルバー)を発見。ショーの翌週から
到着したX-Fifteen。シンプルにカッコいい。
リアスタビライザーが上手にまとめられた流麗なフォルムです。
SHOEI純正のスモークミラーシールドも購入。曇り止めシートのSHOEI DRYLENS 304(PINLOCKの後継)を装着します。
最後にゼロフィニッシュを噴いて、ヘルメット全体を磨き上げます。
むふふ。この瞬間、いつもテンション上がります!
テストライド
サイズは一回り大きくなりました。今までXR-1100が収まっていたクローゼットに入らなくなりましたから。
しかし、持った瞬間「うわ、軽っ!」と驚きます。このサイズからイメージした重さを大幅に下回っているからです。
より軽量さを求めるならSHOEI Z-8になりますが、MFJ公認ヘルメットではないためサーキットには不向きです。
かぶってみた感覚は最高。
なめらかで肌触りがよく、クッションもしっかり効いて、しかも隙間なくぴっちりホールドされます。プレミアムなヘルメットだなぁと感じる瞬間です。
視界は上下左右ともに広くて開放的。
シールドはセンターロック開閉となりました。カポっと軽快な音と共に簡単にロックできますが、シールドを上げるときはセンター部分をグッと押し上げる必要があります。若干手間に感じますが、そのうち慣れるかな。
サーキットではこれで全く問題ありませんが、シールドをチョイ開けして走りたいツーリングユースでは、不満に感じる人は少なくないでしょう。
200km/h越えの速度レンジで走行しても、風圧でヘルメットが持っていかれるシーンが減りました。首が安定して、実に快適です。
もっともベタ伏せの前傾姿勢のときだけで、ブレーキング時に身体を起こした姿勢のときは、あんまり変わらない気がしますw
メンテナンス
サーキット走行後は、ヘルメットの内装が汗でしっとり濡れます。ですので、自宅に戻ったら毎回内装を全て取り外して洗濯するkurokiです。
X-Fifteenの内装一式。
ちなみに左側(ひっくり返すと右側)のあご紐根本の留め具が、めっちゃ脱着しづらい。
それ以外のチークバッド、センターバッドはスイスイ脱着できます。特にやりづらいところはありません。
ヘルメットの外側を石鹸水で洗って、ティッシュで水気を取り、ゼロフィニッシュを噴いて磨き上げます。内側は口元をウェットティッシュで拭き取って終了です。
まとめ
最高のサーキット走行用ヘルメットです!
ホントもう、これに尽きる(語彙力)。
敢えて言うなら、なかなか入手できないことが懸念点でしょうか。kurokiは新製品が発売されるタイミングで運良く入手できましたが、半年以上待ってる方もちらほら聞きます。SHOEIにはバックオーダーの早期解消を頑張っていただきたい!
また、センターロック開閉のシールドは、ツーリングユースではやや不便です。ただ、そういう方にはSHOEI GT-Air IIをオススメします。kurokiも愛用中ですが、公道では文句なしのヘルメットです。
余談ですが、ヘルメット後頭部に貼った音叉エンブレムが、品よくまとまってお気に入りなのです。