走行写真の撮影
kurokiはバイクに乗りながら走行写真の撮影をするのが趣味です。どうやら割と珍しいようなので、走行写真の撮影について少し語ってみようと思います。
撮影方法
基本的に左手だけでカメラを操作します。右手はアクセルとフロントブレーキを操作するので使いません。
当然ながら、よそ見は厳禁 ですよ!
カメラは普段ジャケットの胸ポケットにカメラを入れておきます。必要なときにカメラを引っ張り出して電源をONして、シャッターを切ります。
一連の動作を左手だけで、カメラを見ずに行います。
バイクは下半身で操るのが基本です。上半身は腕からチカラを抜きハンドルに手を添えるだけ。
基本操作ができる人なら、走行写真の撮影はさほど難しいものではありません。
撮影で気をつけていること
コツと言うほどではありませんが、気をつけていることをご紹介します。
- デジカメなので枚数を気にせず撮影する
- あとで取捨選択、トリミングすれば良いと割り切って、バシバシ撮影しています
- 水平を意識してカメラを構える
- 傾きは後から補正できますが、必要以上にトリミングされるのは不本意です
- 自分の意思でトリミングできる領域を残しましょう
- あとで使うことをイメージして撮影する
- blogのあらすじを考えておき、偶然に任せずネタを集めるように撮影すると、効率が良いです
- 他の参加者に配る場合は、できるだけ多く撮影しておくと喜ばれるので、無駄を覚悟で枚数を撮ります
- 記念撮影的な決めのシーンだけでなく、移動中のさりげないシーンも使えますので、意識して撮影します
- 停車中にカメラの撮影モードをチェックする
- 不意に動かしてしまうことがあるので、ちょくちょく確認します
機材の工夫
まず、左手だけで操作できるカメラが必須です。
グローブを付けたまま、カメラを見ずに電源ON/OFF、シャッターを切る操作をしますので、ある程度の大きさの物理ボタンを持つカメラが必要です。
落下防止用のネックストラップも必須です。
緊急時はカメラを手放してハンドル操作に戻らないといけません。なお、ストラップは長さの調整が可能なものを推奨します。短いと脱着が手間ですし、長いとカメラがタンクにコーン!とヒットします。
現在kurokiが使用中の機材は、次の通りです。
メイン機材: RICOH GR III
よいところ
- APS-Cの優れた画質
- トンネル以外ならおおむねピンぼけなし
- 素早い起動
- 片手だけで操作できる程よいサイズ
- ある程度の大きさがあるため水平を保ちやすい
- グローブ着用で操作できる物理ボタン
- 電源が入っていることがわかりやすい
- マクロ撮影もキレイなので、パーツの撮影に使える
残念なところ
- GPSがないため、撮影した場所を残せない
- 不用意にボタンや設定を動かしてしまいがち
- 電池消費が早い
- マクロ撮影時のAFが迷って決まらないことが多い
- 特に光沢のあるものが対象だと顕著
- Firmware Updateで多少改善されたが、まだ不満あり
サブ機材: SONY RX0
よいところ
- ボディが超小型なので、荷物にならない
- ボディが軽いので、首から下げていても負担にならない
- 素早い起動
- グローブ着用で操作できる物理ボタン
- 設定変更ボタンが露出していないので、不用意なモード変更がない
残念なところ
- フォーカスを合わせるのが苦手で、ピンぼけ写真を量産しがち
- ボディが小さいので、傾いた写真になりがち
- 電池の容量が小さいので、電池がみるみる空になる
- 待機中も電池消費が早いので、出かける前に充電を忘れるとまず使えない
- 電源が入っていることがわかりづらいので、無駄に電池を消耗しやすい
- GPSがないため、撮影した場所を残せない