バイクツーリング用カメラ
バイクツーリング用カメラをアップデートしようと思い、以下の条件で検討中を始めました。
- 望遠レンズで遠近の圧縮効果がある構図を作りたい
- 持ち運びやすい
- センサーサイズは大きめ
- 予算20万以下
なぜにアップデート?
このblogを読んだことがきっかけで、圧縮効果を使ったツーリング写真を撮りたい!と思うようになったのです。
レンズ交換式のデジイチの検討を行いましたが、どうしてもかさばります。カメラが大きくなり扱いに気を遣うようになると、持ち出すこと運ぶこと取り出すことが面倒になるでしょう。
デジイチを使うときはツーリングは撮影をメインとする、そんな覚悟が必要になるのでしょうが、ちょっと待った。あくまでも 走りをメイン としたいのに、目的と手段が逆転しちゃってない?
気を取り直して、取り回しの良いズーム付き高級コンデジをターゲットに選定を始めました。
なお、走行写真の撮影の要件を満たすことは必須じゃないと割り切りました。現行の機材を使えばいいですからね。
機種選定
ariさんの助言をいただきながら、以下の機種の中から選定しました。
共通する条件は、1.0型センサーサイズ、レンズバリア、500kg以下です。
機種 | ズーム | F値(開放) | 外形寸法 | 質量 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
SONY RX100VII | 光学8倍 | F2.8 – 4.5 | W101.6 x H58.1 x D42.8 mm | 302g | 2019年8月 |
Panasonic TX2 | 光学15倍 | F3.3 – 6.4 | W111.2 x H66.4 x D45.2 mm | 340g | 2018年3月 |
Canon PowerShot G5 X Mark II | 光学5倍 | F1.8 – 2.8 | W110.9 x H60.9 x D46.0 mm | 340g | 2019年8月 |
最終的にCanon PowerShot G5 X Mark IIをチョイス。
選定理由にはレンズが明るい、起動が速い、グローブでも持ちやすく操作しやすいなどがありますが、この機種だけ在庫があった というのが一番の理由です。
昨今の半導体不足による部品調達遅れは深刻で、SONYでは一部機種の受注を停止する状態となっています。取り寄せとなれば、納期が数ヶ月後になる可能性があり、シーズンに間に合わなくなるかもしれないのです。
RICOH GR IIIとの比較。サイズはおおむね同じです。
望遠レンズの出っ張りがあります。そして若干重いです。
ですが、胸ポケットからサッと取り出して走行写真を撮影することは問題なくやれそう。
なお、ariさんからはNikon Zfcも勧められましたが、これはまたの機会に検討します(買わないとは言ってないw)。
実戦投入
まずは東京モーターサイクルショー2022で使ってみました。
手軽でかんたんに撮影できたものの、いい感じ!という感触のある写真を撮れませんでした。
正直言って、スマホ(iPhone 13 Pro)の方が狙い通りにいきました。
続いて白馬ツーリングで使いました。今回は走行写真もG5Xで撮影しています。
ようやく狙い通りの写真が撮れました!圧縮効果はやっぱりスゲー!
走行写真もズームを効かせて撮影。自宅でクロップしてアングルを調整しましたが、かなり面白い写真が撮れたと思います。
撮影モードのダイアルがほどよく固くて、いつの間にか撮影モードが変わっていたトラブルもなさそうでした。
撮影機材の更新
走行写真の撮影はRICOH GR IIIとSONY DSC-RX0のいずれかで行っていました。
GX5とサイズ面で競合するGR IIIには、今回退役してもらうことにします。