SP忠男 POWERBOX Pipe“S”TitanBlue

バイクカスタム

YSP杉並南のピットにMT-10SPを入れます。
リフトに上げて何をするかと言いますと…

むふふ♬ 美しい♬
SP忠男 POWERBOX Pipe“S”TitanBlueを装着するのですよ!

この製品は、エギゾーストパイプ(エキパイ)をチタン製のものに置き換えます。
チャンバー(触媒含む)や、サイレンサーはそのままです。

じゃーん!エロい足元のMT-10SPになりました。

MT-09でもOVERのフルエキを入れていたkurokiです。
美しい焼け色のチタンに弱いのですよ。

POWERBOX Pipeを選んだ理由は、エロい見た目だけではありませんよ。

  • ノーマルに比べて約1.2kgの軽量化
  • チャンバー部が残るので、中低速のトルクは維持される
  • 触媒も残るので、排ガス臭くない
  • 合法的

いろんな意味で、オトナのカスタムと言えますね。価格も含めてねw

テストライド

ピットアウトするkuroki号。
早速試乗してみましょう!

クラッチミートした直後から、トルクが太ったことを感じます。
軽量化の効果もあるのでしょう。軽々と走り出します。
ただ、交通の流れに乗る速度に到達すると、トルク感は以前と同様のレベルに落ち着きます。

そして、CP4の特徴であるバサバサしたビート感が薄まったことを感じます。
ビートの粒が細かくなってギュッと詰まったような感じ。一般的な直4っぽいフィーリングに近づいた印象です。
乗り手の好みで評価が分かれるところですが、ビート感が大好きな好きなkurokiにとって、好ましい変化じゃありません。

事前情報 生の声

今年の1月末、成田ゆめ牧場で開催された2りんかん祭り
SP忠男ブースでPOWERBOX Pipe“S”のフィーリングを尋ねたところ、ブリジストンの佐藤さんがYZF-R1に装着していると紹介されました。
気持ちイー!」以外の生の声を、根掘り葉掘り質問させていただきましたよ。

ストリート用の“S”は、YZF-R1純正エキパイと同一の特性なので、交換してもYZF-R1ではチタンによる軽量化しか違いを感じられなかったとのこと。
コース用の“R”は、高速でぐわっと速度が伸びることを感じたそうです。二次曲線的な速度の伸びが苦手なkurokiには、“R”の特性は厳しいと思いました。

佐藤さん曰く、この製品の目標ゴールはスムーズな4気筒からクロスプレーンに乗り換えた人が感じるギクシャク感を消したかったのではないか?とのこと。

試乗を終えた後、このときの話を思い出していました。同時にbinさんのインプレも思い出してました。
まったくもってその通りだったな、と。

そして、お二人のインプレから導いた「POWERBOX Pipeはkurokiの好みに合わないだろう」という想定が、ズバリ的中していたことに直面しております。
kurokiはこの製品POWERBOX Pipeのターゲットではなかったようです。
MT-10を選んだ理由の一つが「ビートが高回転まで続くこと」でしたからね…。

まとめ

POWERBOX Pipe“S”の特性をまとめます。
0〜30km/h域のトルクアップはポジティブな変化です。
かたやビート感の薄まりはネガティブな変化でした。

でもね。美しいチタンの焼け色は魅力的!
軽量化もおまけで付いてくるんですよ!

もし、ノーマルの出力特性がそのままで、美しい焼け色のチタンエキパイのPOWERBOX Pipe“N”TitanBlueなる製品が出たら…必ず買い替えます。
顧客第一号になりますよ!

バイクカスタム

Posted by kuroki