KOOD クロモリピボットシャフト

バイクカスタム

YSP杉並南では、池谷メカがKOODのクロモリシャフトを激推し中です。
昨年の白糸走行会でも自車に装着して試走できるイベントが開催されました。そこで、kuroki号のフロントアクスルシャフトを交換して走り込んでみたのです。

確かに走りは変わりました。ターンに入ったときのフィーリングが鋭く、ノーマルシャフトのときよりもタイヤ半分ぐらいタイトに走れる印象。しかしノーマルシャフトに戻してもガッカリすることはなく、むしろ適切なタメ感がちょうど良く感じました。
どちらのシャフトがタイム短縮になるかは、よくわからなかったのが正直なところで、交換をためらっていました。

その後、スイングアームのピボットシャフトを交換する方が効果がわかりやすいと聞き、そしてピボットシャフトが錆び付いて動かなくなる車両が多くあることをふと思い出します。メッキのしっかりしたシャフトに交換するのも悪くないかなと思い直して、試しに交換してみることにしました。

1月7日。クロモリピボットシャフトが入荷しました。
しかし、すぐに交換せずに待つことにしました。感覚が鈍る冬の間はせっかく換えてもよくわからない…なんてことになりそうなのと、気持ちがあんまり盛り上がってないこともありまして。

ところが先日のこと、東京モーターサイクルショー2024のKOODブースでキッカケが訪れます。津田拓也選手から「自分の調子の良いときはどちらでも変わらないが、良くないときでも走るペースが落ちにくい」と説明されたことが、自分の腹の中にストンと落ちてくる感じでした。
よ~し、いっちょ交換しましょかね!というテンションになりまして、YSP杉並南で交換となったのです。TC2000を走り込んで走りの感覚も戻りましたので、チェック体制も万全です。

左がKOOD製のシャフト。ノーマルシャフトと比べると高級感がすごい。
これだけしっかりしたメッキなら、錆びつき防止の効果も高そうです。

テストライド

YSP杉並南から自宅へ戻る道すがら、クロモリピボットシャフトのテストライドを行いました。
実は…暗くなるまでPC移行作業を手伝っていたため、ピボットシャフトを交換したことをスッカリ忘れていたのですw

  • あれ?リアタイヤがなんかゴツゴツする。空気圧を上げたっけ?
  • ああそうだ、ピボットシャフトを換えたんだっけ!
  • いや~、なんかリアタイヤがよく動くな~

ある意味ブラインドテストに近い状態のテストとなりましたが、40km/h程度の速度であっても、すぐに違いが感じられました。
スイングアームがよく動くことは、リアタイヤの路面追従性が高まり、リアタイヤが路面のギャップをよく拾うのです。カーボンホイールでバネ下を軽量化したときと同じフィーリングですな。

車線変更を繰り返してみます。タイヤ半分ほどコンパクトになったラインで、スイっと切り返せます。ホイールベースがちょっと短くなったような錯覚を覚えます。
さらにグッと加速もしてみますと、以前よりシートがぐっと持ち上がる印象です。スイングアームがよく動くため、アンチスクワット効果が高まったのでしょう。

ちょっと驚きの変化でした。

変化のワケ

スイングアームの摺動しゅうどう箇所はベアリングとピボットシャフトが接しているところだけなので、交換前は「そんなに変わるのかな?」と半信半疑なところがありました。しかし、実体験としては大きく違いました。
真円度が高いシャフトがベアリングをスムーズに動かしているのでしょう。また、部品精度の公差から生まれた遊びがなくなったことで、乗り手が無意識下で調整していたことが不要になり、乗り手の調子がイマイチなときでも同じフィーリングで走れることにつながったのでは?と推測します。

シャフトのねじれが少ないことも影響しているかもしれませんが…これだけガッチリしたフレームで、しかも負荷も少ない状態でねじれが影響するとはちょっと思えません。

まとめ

カーボンホイール、クロモリピボットシャフトのおかげで、良く言えば鋭敏、悪く言えばナーバスなマシンになりました。

少なくともサーキットのような整った路面では、良い方向に作用します。
しかし、伊豆の59号のような荒れた路面では、ナーバスな挙動にウンザリしそうです。

ちなみに、フロントとリアのアクスルシャフトも発注済み。フロントは在庫があるそうですが、リアは4ヶ月待ちとのこと。
別々に装着すれば、blogのネタに困らずに済みそうですねw

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Posted by kuroki