KOOD クロモリアクスルシャフト

バイクカスタム

YSP杉並南では、池谷メカがKOODのクロモリシャフトを激推し中です。
先日、kuroki号のピボットシャフトをKOODに交換したのに続き、今回はリア、フロントのアクスルシャフトを交換したレポートです。なお、効果を確認するために、1箇所づつ変更しています。

リア

6月6日。平日の会社帰り、YSP杉並南へ寄ってMT-10SPを引き取りました。クルコンエラーの解消と、リアのクロモリアクスルシャフトの交換をお願いしていたのです。
数日前のサーキット走行で操作感覚が鋭敏になっている状態でのテストライドとなります。また、バタバタしていたのでアクスルシャフトを交換したことを忘れ気味になっていたため、ブラインドテストに近い状態でのテストになります。

信号にさしかかったのでブレーキング。あれ?なんかリアタイヤがいつもより転がるぞ?まるでリアタイヤだけが前に行こうとするような感覚です。
停止状態から走り出します。引っかかりが減った感じでスッと車体が前へ出て行きます。ただ、ブレーキング時の慣性力に比べたらわずかな変化です。

コーナリングする場合では、特に変化を感じられません。ぶっといスイングアームにガッチリ両側を固定されているのですから、左右のたわみを感じることなどありません。ましてや、負荷のかかっていない街中の走行なのですから。

6月20日。TC2000を走りました
移動中はタイヤの転がりが良くなったと感じましたが、サーキット走行中は変化を感じる余裕なしでした。

フロント

7月7日。フロントもクロモリアクスルシャフトに交換しました。
昨年の白糸走行会で装着して試走した際は、ターンに入ったときのフィーリングが鋭く、ノーマルシャフトのときよりもタイヤ半分ぐらいタイトに走れる印象でした。
しかし今回は、新品にした前後タイヤの印象が強すぎて、シャフト交換による変化はわずかしか感じられておりません。基本的には前回試走時と同じ印象でした。

まとめ

kuroki号のスイングアームの付け根のピボットシャフト、前後タイヤ根本のアクスルシャフト、合計3本をKOODのクロモリシャフトに交換しちゃいました。それぞれの印象は以下のとおりです。

  • ピボットシャフト(66,000円)
    • スイングアームがよく動くようになり、リアタイヤの路面追従性が上がった
    • バネ下軽量化と同じ方向性の変化
  • リアアクスルシャフト(66,000円)
    • タイヤの転がりがよくなったと感じるが、わずかな変化
  • フロントアクスルシャフト(52,800円)
    • ターンインが鋭くなり、タイヤ半分くらい内側のラインを描くようになった

全般的に引っかかりが無くなり、スムーズにマシンが動くように感じます。遊びが無くなってソリッドに動く感じです。
良く言えば鋭敏、悪く言えばナーバスな挙動になりましたので、ますますサーキット向きのマシンになったと思います。
しかし、今になっても「なぜ変化があるのか」は不思議であります。やっぱり部品の精度が高いことが影響していると思うのです。

なお、3箇所のうちピボットシャフトが一番大きな変化を感じました。次はフロントアクスルシャフトですね。
全般的に高額なので交換するのは躊躇する人は多いと思いますが、どこか1箇所だけ換えるなら、kurokiはピボットシャフトを選ぶかな…。

価格に見合う価値があるかは賛否両論あるでしょう。気分良く走れるためkurokiは満足しております。
ただし、やってよかったカスタムにランクインするほどじゃないですけどね。

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Posted by kuroki