前後サスペンションオーバーホール

MT-10日記,バイクいじり

冬の間はマシンのメンテナンス!
ということで、以前から気になっていた前後サスペンションのオーバーホールを実施します。
YSP杉並南で脱着を行い、セイクレッドグランドへ前後サスペンションを送ってオーバーホールしてもらいました。

フロントフォーク


OHLINS NIX43ベースの電子制御フロントフォーク。
通常メニューの分解、洗浄、組み直しが行われました。


フォークオイルが大分黒ずんでいます。アルミ部品に削れがあったことが原因だそうです。


ゴールドに輝くインナーチューブのコーティングは、実は外から見える部分に限定されています。
実際、シールとの

摺動しゅうどう部分だけが滑らかであれば問題ないのですから、理にかなったコストカットだと思います。
なお、フロントフォーク自体はかなり質が高いものだそうです。

リアショック


OHLINS TTXベースの電子制御リアショック。
こちらも通常メニューの分解、洗浄、組み直し、ガス充填などが行われました。


ロッドに縦傷が確認されたので、新品に交換となりました。
OHLINSはオイルシールが比較的弱めなので、損傷しやすいそうです。


リアショックのオイルは割とキレイ。


電子制御の部分は通常分解できないのですが、特殊工具を作って完全分解をしているとのこと。


YSP杉並南でリアショックの取り外し中に、スイングアームとリアサスをつなぐピボットアーム部分が、スムーズに可動しないことが発見されました。グリスが切れて摩耗が始まっていたそうです(赤く囲んだ部分)。
フレームとの連結部分と違って外に露出しているため、雨水やチャンバーの熱の影響を受けやすい部分です。グリスが溶けて流出して摩耗したのではないか、と池谷メカは推測していました。


他のロッドも、程度の差はあれど摩耗が始まっていましたので、交換となりました。

テストライド


組付け完了後、試走してみました。

このMT-10SPは2017年9月に登録された車両。約2年半、一度もオーバーホールしていない前後サスペンションは、予想通りヘタっていたようです。
腰のある粘りのあるダンピングが復活して、車体がピタッと安定したことがハッキリわかります。
そして、路面からの突き上げもサスペンションがかなり吸収してくれるので、グッと走りやすくなりました。とにかく上下動が少ない!

グッドコンディションのマシンって、ホントに気持ちいいです。
軽量ホイールに交換して、サスペンションもリフレッシュしたので、あとはタイヤも新品に交換すれば…。これで2020年のSUGO祭り対策はバッチリです!