New MT-10SP慣らしツーリング Day2
午前7時。New MT-10SP慣らしツーリング Day2のスタートです。
今はまだ雲が多めですが、気温の上昇とともに晴れていくことを期待しております。
R362で走り込み
r283→r40→R152と経由してR362に入ります。当初はわりとクルマが多くてダラダラとした流れでしたが、徐々にクルマが消えていき、春野ふれあい公園を過ぎたらガラガラの快走路となりました。
R362は途中から道幅が細くなりタイトコーナーが続きます。ブラインドコーナーを抜けたら浮砂が待っているような油断ならない路面状況です。自然と余計なことを考えず集中モードに入っていけます。
実は、New MT-10SPではシフトダウンのブリッピングに手こずっていました。ウオンとアクセルを煽った瞬間にドンと前に出ちゃうのです。何度やっても上手く決まらないため、ブレーキだけで減速してエンジン回転が落ちた頃合いにスリッパークラッチまかせでバン、バンとシフトダウンしていました。慣らし中はエンジン回転数を上げられないため、この方法が最適だとわかっていても、エンブレを効かせながらコーナーへ進入する乗り方もできるようにしたいのです。なによりブリッピングが決まらないのが悔しくて！
ふと、クイックシフターのダウン側を使ってなかったことに気づきました。試しにクラッチを使わずにシフトペダルを踏んでシフトダウンしてみましたが…すると気持ちいいほどシフトダウンが決まるじゃないですか。控えめなブリッピングも自動で入りますし。
次々迫ってくるタイトコーナーで、先ほど気づいたシフトダウンを反復練習して、身体に覚え込ませます。
ブレーキング時にアクセルを全閉にしてから次の加速のためにアクセルの遊びを取る操作も、ドンツキが出るのでやっていません。しかし、そんな操作をしなくてもレスポンスのいい加速を常時取り出せるのです。マシンの軽さを感じた正体はこれかもね。
New MT-10SPでは、電子制御に任せたクラッチとアクセルの操作を身体に馴染ませて、昔ながらの操作をアップデートする必要があるようです。
田口峠クラスのヤバい道だったで、新しい操作の理解を進めるにはちょうど良かったと思います。
R362は穏やかなカーブが続く道になって、ようやく一息つけました。そして、途中のファミマで珈琲を片手に、daisukeさんとここまでの走りを振り返るのでした。
奥大井湖上駅
午前9時。R362を奥大井方面へ向かって走り出します。
大井川沿いを北上し、いくつかトンネルを抜けていくと…
見えてきました、奥大井湖上駅。本当に湖の上にありますな。
井川大橋
そのままr388、r60と走っていくと…
井川大橋に到着です。
ここは2トンまでの車両なら通行できる吊り橋なので、バイク乗りには嬉しいフォトスポットです。
眼下には、井川湖の湖上を進む遊覧船が。吊り橋からの高低差に、思わずタマヒュンとなりますｗ
1,000km達成！
午前10時半。r60を戻って井川湖の対岸へ移動しました。
ここからしばらくオドメーターをチェックしながらの走行となります。もう少しで封印が解けるからです。
ワインディングを20分弱ほど走行したところで、ついにそのタイミングがやってきました。
1,000km走行達成 です！
ちなみに1,000km到達ポイントはここでした。
r27で走り込み
r27はツーリングライダーが多いようで、先ほどから何台もツーリンググループとすれ違っています。
新東名新静岡ICからアクセスしやすいので人気なのでしょう。
kurokiもr27のダウンヒルがすごく好きなのです。2020年の10月にTRX850で走ったのですが、難易度も程よくリズムも取りやすくて、深く集中したライディング・ハイ状態になれたのです。
今回はdaisukeさんとペースを合わせる必要があるので、ハイになるまで追い込むことはできない代わりに、R362での気づきを繰り返して、身体に刷り込んでいきます。
しかし、こういうダウンヒルだとSUNSTAR プレミアムレーシング＆METALLICO SPEC03のセットの良さをしみじみ感じます。イメージ通りに減速力を取り出せるので、めっちゃ楽しい！
白髭神社まで降りてくると、ワインディングセクションは概ね終了。緊張状態を解いてまったりクルージング走行に戻します。
新静岡から東京へ
r27を新静岡まで降りてきて、給油を済ませてから新東名入り。
午後12時半。駿河湾沼津SAに到着しました。駿河湾を一望できます。
2Fにあるレストランの家族庵で、ちょっとゆっくりランチタイム。
このあとは休憩無しで東京へ直行。自宅へ寄って荷ほどきをした後、New MT-10SPの初回点検のためにYSP杉並南へ向かうのでした。