SUNSTAR ワークスエキスパンド シェイクダウンツーリング

ツーリング,バイクカスタム

初回点検のついでに導入したSUNSTAR ワークスエキスパンド(フルフローティング、5.5mm厚)SUNSTAR レーシングブレーキパッドをシェイクダウンするため、ワインディングロードへ走りに行きます。とりあえず関越道を北へ向かいましょう。

午前6時半。上信越道横川SAでトイレ休憩。
朝も早いし、標高も高いので、めっちゃ寒いです。グリップヒーターもまだ無いので手も凍えるし。白馬まで行こうと思っていましたが、近場で済まそうという気持ちになっておりますw

てなわけで、小諸ICで高速を降り、走り慣れたチェリーパークラインにやって来ました。標高2,000mの高峰高原まで駆け上がって来ましたが、霜が降りている寒さです。

でも、寒さに耐えて朝早く来た甲斐がありました。
眼下に広がる雲海を拝めて優勝です!

おお!フォトジェニックな光景!

チェリーパークライン

チェリーパークラインのダウンヒルは、とてもハードです。
このコースは道幅が広くて路面状況も比較的良好ですが、Rと高低差がキツいコーナーがちょいちょい現れる、走りやすいけど要所要所で集中が求められるレイアウトです。高低差によって上乗せされたスピードを、コーナーの入り口までにハードブレーキングでキッチリ落として、フロントに強く荷重を残したままターンインする必要があります。
ブレーキに求められる要求が高いので、新しいブレーキシステムのテストには最適なのです。

急な下り坂でもアクセルを開けてコーナーに急接近します。強くブレーキをかけると、いつもの想定以上に強く制動力が立ち上がり、急激に速度が落ちます。フロントブレーキを残したままターンに入り、コーナー中盤までジワジワとブレーキをリリースしていきますが、微妙な加減のコントロールもしやすい。

おお!これは楽しい!

SUNSTAR プレミアムレーシング&METALLICO SPEC03 ブレーキパッドのセットも良かったのですが、今回のセットは更に良いです。
ブレーキング初期からの効力の立ち上がり、体感で2割増しの制動力、リリース時のコントロールのしやすさ、全てにおいてkurokiのツボを突く素晴らしいフィーリングです。高いだけの効果はありました。

チェリーパークラインのダウンヒルを終えた直後のブレーキディスクは、キレイにアタリが付いておりました。

ちなみに40km/hぐらいの速度で軽くブレーキをかけると、グオンと共鳴があります。忘れてた頃に鳴く感じです。
フルフローティングのためか、カーボンホイールとの相性か、何が原因かはわかりませんが、数ヶ月前にTRX850で異音の究明に苦しんだ後なので、「まぁこんなもんかな」とすっかり諦めの境地にいるkurokiですw

田口峠

午前9時半。ここから田口峠アタックを開始します。

落ち葉がひっきりなしに降っており、あちこちに落ち葉溜まりができている、かなり滑りやすい路面状況です。

トンネルを超えてダウンヒルゾーンへ入りました。ここからが田口峠の本番です。
あちこちに溜まった落ち葉や浮き砂に注意を払いながら、次々とやって来るコーナーをさばいていきます。自然と集中モードに入っていき、マシンの挙動がよくわかってきます。フロントブレーキの状況もよく見えてきます。しかし、気を抜けない路面状況が続いて、時おりヒヤリとさせられます。

今日も転倒することなく、最後まで走り切ることができました。
このコースはリスキーで精神がゴリゴリ削られます。決して走るのが楽しいわけじゃないのですが、マシンとシンクロする感覚を得られやすいので、走るのをやめられないのです。

東京へ

午前10時半。道の駅上野に到着。

トイレ休憩のあとは、自宅へのお土産として上野産のサツマイモ(紅はるか)を購入しました。
その後は走り慣れたルートで東京へ戻り、午後2時前に自宅へ到着したのでした。

翌日、YSP杉並南へマシンを持ち込み、汚れた足回りをしっかり洗い上げます。
レーシングブレーキパッドはダストが出やすいとSUNSTARさんに言われましたが、以前使っていたZCOOと大差なかったです。純正パッドに比べればダストが多いというレベルで、驚くほどじゃありません。

ちなみに、としゆきパイセンのNew MT-10納車式にも立ち会えましたYO!

本日のルート

  1. 練馬IC~小諸IC~高峰高原
  2. 高峰高原~田口峠~道の駅上野~秩父高原牧場~嵐山小川IC~練馬IC

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Posted by kuroki