HEPCO&BECKER サイドケース Orbit
HEPCO&BECKERのC-Bowシリーズは、サイドバッグ/ケースの脱着がとても簡単に行えるシステムです。サイドバッグは軽量で重心を下げられるため、トップケースに比べて運動性能の低下を抑えられます。
kurokiはMT-09のときからサイドバッグRoysterを愛用しています。
しかし、New MT-10SPには光沢パーツが多いため、Roysterの色のくすみが目立ってきました。
7年の経年劣化でファスナーの開閉部もボロボロと崩れてきていますので、この機会に買い換えることにしました。
MT-10エアロサイドケースも検討しました。YAMAHA Mortorcycle Day 2022でヤマヒロさんに実物を見せてもらい、仕上がりの良さにグッときました。純正品ならではのまとまりがとても良いのです。
しかし今回購入したのは、同じC-BowシリーズのハードケースとなるOrbitです。その理由はこれから説明します。
サイドケース Orbitとは
Orbitは車体の側面に装着するサイドケース、いわゆるパニアケースです。
余談ですが、「パニア」とは馬やロバなどの背中の両側に取り付けられた背負いカゴが語源で「対になったもの」を指します。つまりサイドだけがパニアと呼ぶことは知っておくべき豆知識。
こういうC字の
車体に装着するステー。MT-10ではリアカウルの加工が必要です。
ちなみにkuroki号では、MT-09用ステーを使い続けています。
サイドケースの背面はホルダーをガッチリ組み合わせられるようになっています。
キーを回すとホルダーにケースがロックされて、走行中の脱落が防止されます。またOrbitケース自体の開閉ロックも兼ねています。
ケースを開けた状態です。
容量は14Lと割と少なめだと思います。なおRoysterと容量はほぼ同じで、収まっていたものは全て入ることを確認しています。
ケースのカスタム
実はサイのロゴがあまり好きじゃないため、ロゴステッカーを剥がしてもらいました。
ステッカーの背後にはケースのラッチ(ツメ)と噛み合わせる空間が空いており、ボルト用の空間も丸くあります。新しくステッカーを貼る場合、何らかの目貼りが必要となります。
池谷メカがカーボン柄の目貼りを製作してくれました。ケースの雰囲気に良く合っています!
その上にYAMAHAエンブレム(クローム)を貼って、純正サイドケースのように偽装します。
なお、ケースの表と裏はGT-Cガラスコーティング済みです。ガラスコート職人が丹念に丁寧に仕上げてくれました。
New MT-10SPの雰囲気と違和感なくマッチしています。あたかもYAMAHA純正サイドケースに見える素敵な仕上がりです。
ケースの運用方法
左側ケースは車体に備え付け、右側ケースを宿泊先に持ち込む運用方法は、Orbitでも継続します。
- 左側(車体に備え付け)
- 右側(脱着して宿泊先に持ち込む)
- 着替え&お泊まり用具
- 温泉セット
- デジタルガジェット
- 購入したお土産
ちなみに左側ケースには、これらのアイテムが収納されております。
お見せするのは、なんか小っ恥ずかしい…。
Orbitを選んだ理由
まとめになります。今回kurokiがOrbitを選んだ理由は以下の通りです。
- 軽量なハードケースが欲しい(片側約1.8kg)
- C-Bowの使いやすさと、ホルダーのデザインが好き
- 現在のC-Bowをそのまま使用できる
ステッカー部分のカスタムで、YAMAHA純正風に偽装できましたしw