YSP杉並南 伊豆ツーリング Day2
午前5時半。50代の朝は早い。染みついた習慣のせいで自然と早起きしてしまうのですよ。
でも、せっかく旅館に泊まっているのですから、まずは朝風呂を堪能しましょう。そして、旅館前の海辺を散歩を楽しみましょう。
散歩を終えてモーニングコーヒーをいただきます。
まったりくつろぐ朝の時間は、なんとも贅沢です。
旅館の朝ごはんは美味いものですが、かね吉一燈庵の朝ごはんはハイクオリティ。
薄口でも出汁の効いた上品な味付けのおかずは、どれもこれも美味しくて、ご飯が進みまくります。
午前10時。YSP杉並南の集合写真を一燈庵のご主人に撮影していただいた後、それぞれのチームに別れて出発します。
とても素敵なお宿でした!
鰻パワーのイニシエーション
伊豆マイスター隊の本日の目的地は、大川屋。
まるで牛カルビのような鰻、とAJさんが絶賛する鰻屋さんです。一燈庵からすぐ近く、徒歩で行ける距離にあります。
なお、朝からたらふく食べたため腹が空くまで時間を要します。なので、近場を軽くツーリングして腹ごなしすることになりました。
本日の伊豆マイスター隊のメンバーは、このラインナップです。
- たかすけ@FJR1300
- AJ@FJR1300
- hinge@FJR1300
- としゆきパイセン@MT-10
- こむ@TRACER9 GT+
- 翔太メカ@TRACER9 GT
- kuroki@MT-10SP
三筋山展望台へ向かう山道を登っていきます。
しかし、晴天だった空が黒い雲で覆われていき、さらに雷まで鳴り始めました。
展望台の直前で雨粒が落ちてきたので、Uターンしてマシンを木陰に並べて雨宿りします。
まだ雨は小降りなので、山の上から絶景を眺める我々。
山の向こうは晴れているので、少し待てば通り雨は過ぎ去るはず…と待っていたら、雨は本降りに変わります。
木陰程度じゃ雨は防げないため、AJさんが傘がわりとしてバイクカバーを提供してくれました。
周りから見たら、実に怪しい集団です。
しかしこれは、鰻パワーを集めて高めるための
概ね雨が通り過ぎた午前11時、鰻を求めて走り出します。
大川屋の衝撃
待望の大川屋に到着して、暖簾をくぐります。
今はまだ11時半。お昼時よりちょっと早いためか、待たずにスッと入れました。
待ち望んだ鰻に、我々のボルテージが高まります。
大川屋ビギナーは、マイスター達の指南に従って「うな重 並」をオーダー。まず最初に食べるべきはコレとのこと。
来た!来た!うな重が来たッ!
はやる気持ちを抑えながら写真を撮って、鰻に箸を進めます。
うまーい! なにこれー!
鰻の焼き方は東西に分かれますが、大川屋の鰻は関西風。途中に蒸す工程を挟まない直火焼きで、香ばしくパリッした仕上がりになります。
kurokiの好みは断然関西風なのですが、この鰻は好みのど真ん中を撃ち抜いてきました!
また、串を打たずに網で焼くことが、歯応えのある食感に一役買っているそうです。AJさんの言う通り、上物の牛カルビ焼肉のような食感です。
鰻の脂の旨味が強いことも特徴です。一口かじっただけでガツンとくるアタックのある味わいが得られます。
ただ、量を食べるのにはちょっと不向きかも。「うな重 並」は鰻2枚ですが、この量でちょうどいいと思いました。ただ、食の細い人にはキツイかも。
むしろ、もっと鰻を食べたい場合は、白焼きを別途オーダーするのがマイスター達の推奨です。
地元の河津産の山葵と一緒に食べる白焼きなら、きっとあっさりと鰻を楽しめそうです。今度来たときは頼んでみよう!
いやはや、大変美味しかった。マジで美味しかった。恐らく今まで食べた鰻の中でベスト1の味わいでした。
いい店を紹介してくださってありがとう!マイスター達!
西伊豆
午前12時半。鰻をめっちゃ堪能した後は、名残惜しいですが、そろそろ東京へ戻ることにしましょう。
ガソリン給油の直後にトラブル発生。
仲間内で軽い接触事故が発生しましたが、翔太メカがサクッと応急処置を済ませます。
ちょっとロスタイムがありましたが、走行再開。
しばらくR414を北上していると、見えてきました河津七滝ループ橋。
インカムでコミニュケーションを取りながら、攻めるポーズを作ってくれるAJさん、hingeさんのお二人。
湯ヶ島からr59の第2ステージに入ります。
先行するAJさんから対向車の情報や路面の状況が入ってくるので、普段よりも速いペースでコーナーを駆け抜けていきます。
午後2時。西天城高原 牧場の家で休憩しましょう。眼下に広がる相模湾が絶景です。
西伊豆スカイラインを疾走する二台のFJR1300。AJさんと、hingeさんのライディングフォームは綺麗でお手本のよう。
パイセン、こむさんと合流。
西伊豆スカイラインを走り切ったところの駐車場で、AJ号のリアタイヤの応急措置に入ります。
パンクの応急処置をした箇所が、この二日の激しい走りで開いてしまい、空気がだいぶ抜けてしまったそうなのです。
パンク修理キットで応急処置し、電動エアポンプで空気を注入。ひとまず走れる状態に回復しました。東京に戻ったらタイヤ交換するそうです。
帰路は渋滞
午後3時半。道の駅 伊豆のへそに到着。
皆さんの手にあるのはいちごBonBonBERRY 伊豆の国factoryのいちごスイーツです。
kurokiはいちごのスムージーを飲んで、喉を潤します。
さて、後は渋滞ばかりなので気合を入れなくては!
伊豆縦貫道 → R136 → R1 → R246 → r83 と走って、沼津ICから東名高速に入ります。終始一貫まったりと混雑して疲れました。
東名に入ってからも延々と渋滞が続きます。すり抜けてすり抜けて、午後6時半、やっとこさ海老名SAに到着しました。
YSP杉並南のセロー隊と合流したので、締めの記念撮影をしちゃいましょう。
今回の伊豆ツーリングを振り返ると、とても楽しい二日間だったと思います。書きたいネタが非常に多くてblogをまとめるのに苦労するほど。
特に伊豆は、道良し景色良しご飯良しと、楽しめる要素が満載の素敵ツーリングエリア。また伊豆に来たいと強く思うのでした。
帰りの渋滞だけが難儀なんですどね(苦笑)。